「うちの子、子どもが近づくと急に震えるんです」
「子どもの声が聞こえただけで逃げちゃう…」
我が家のヨーキー(5歳オス)も、子ども、特に幼稚園〜小学校低学年の子が大の苦手。遠くで子どもの声がしただけで、リビングの奥にダッシュして隠れてしまいます。
今回は、ヨーキーが子どもを怖がる理由と、その不安を和らげるために実際に行って効果のあった工夫をお伝えします。
ヨーキーが子どもを怖がる理由とは?
犬が子どもを苦手とする理由には、いくつかの共通点があります。
- 予測できない動き(突然走る・ジャンプする・触る)
- 高い声・奇声(聴覚に敏感な犬には負担)
- 過去のトラウマ(嫌な思いをした記憶)
ヨーキーのような小型犬は特に繊細で、大きな音や動きに対して警戒心が強い傾向があります。
我が家のケース:子ども嫌いのきっかけ
ペットショップ出身の我が家のヨーキーは、生後半年まで店舗で過ごしました。
その間、来店した子どもにガラス越しに大声を出されたり、叩かれたりした経験があったようです。
それ以来、子どもの声=怖いという条件反射ができてしまい、今も克服には時間がかかっています。
実際に試して効果があった5つの工夫
① 音への慣れトレーニング
YouTubeなどで子どもの声を小さな音で再生し、聞こえても安心できるように慣らす訓練を行いました。
再生中に大好きなオモチャやおやつを与え、「この音は怖くないよ」と刷り込みます。
② 逃げ場を確保する
子どもの声が聞こえた時に逃げ込めるよう、ケージ・ベッド・テーブル下などの“安心基地”をリビングに設けました。
狭くて静かな場所は、犬にとって安心できます。
③ お散歩時間・ルートの調整
公園や小学校周辺を避けて、人通りが少ない道を選ぶようにしています。
子どもに遭遇する機会が減ることで、犬もリラックスして歩けるようになりました。
④ 子どもとの無理な接触はNG
「うちの子は大丈夫ですよ」と言われても、犬がストレスを感じている限り、無理に近づけるのは逆効果。
子ども側にも「見守ってね」とお願いしています。
⑤ 信頼できる大人に預ける
来客時や実家に帰省した際などは、犬が安心できる大人のそばにいさせることで落ち着く時間が増えました。
我が家の場合、ママの後ろが安全地帯です。
今後の目標:慣れより“逃げ道”の確保
完全に克服するのは難しいですが、「怖くなったら逃げられる」「無理に近づけられない」安心感があれば、それだけでストレスは大きく減ります。
無理な社会化よりも、犬の気持ちを尊重する環境づくりが大切だと感じています。
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まとめ
子どもが苦手なヨーキーには、時間と安心が必要です。
声のボリュームや動きに対して敏感でも、それは臆病なのではなく、「よく周囲を観察している」からこそ。
無理に克服させるのではなく、犬が安心できる選択肢を増やしてあげることが、信頼関係にもつながると実感しています。
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