ヨーキーは被毛が美しくて人気の犬種ですが、その反面、皮膚がとてもデリケートな子が多いのも事実です。
我が家のヨーキーも例外ではなく、手足を舐めたり噛んだりする行動に悩まされてきました。
ヨーキーが手足を舐める・噛む原因
① 皮膚が弱く炎症を起こしやすい
ヨーキーは被毛がシングルコートで皮膚が露出しやすく、乾燥や接触刺激で炎症を起こすことがあります。
② アレルギー(食物・環境)
鶏肉や穀物などの食物アレルギー、またはハウスダストや花粉などによるアトピー性皮膚炎の可能性もあります。
③ ストレス・不安による舐め癖
ストレスを感じたとき、自分の体を舐めて気を紛らわす行動は犬にとって自然なこと。甘えん坊な性格が関係している場合もあります。
動物病院で行った検査と処置
- 皮膚検査(スクラッチ/顕微鏡)
- 血液検査でアレルギー項目チェック
- ステロイド系塗布薬と保湿スプレー処方
明確なアレルゲンは特定できなかったものの、乾燥性皮膚炎と診断され、外用薬で徐々に改善しました。
家庭でできる皮膚ケア
① 肉球ケア&保湿
犬用の保湿クリームや肉球バームで毎晩ケア。特に冬場は乾燥によるひび割れ防止に。
② 低アレルゲンの食事
鶏・牛・穀物不使用のフードに切り替え。ささみをフードドライヤーで自家製おやつにするなど工夫しています。
③ 散歩後の足拭き&ブラッシング
外出後はぬるま湯と柔らかいタオルで足元を優しく拭き取り、花粉や雑菌を落とします。
注意すべきポイント
- 舐め壊しによる出血や膿みが見られたらすぐ病院へ
- 犬用シャンプーの頻度は月1〜2回が目安(洗いすぎ注意)
- ストレス解消としての散歩や遊びも大切
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まとめ
ヨーキーの皮膚トラブルは珍しくありませんが、早期発見・早期ケアで十分に改善が可能です。
毎日の観察と正しいスキンケアで、手足を舐める・噛むクセも落ち着いてきます。
飼い主が「異変に気づける目」を持つことが、ヨーキーとの健康な暮らしへの第一歩です。
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